妊娠を計画している人にぜひ、知ってもらいたい情報。これは知らなきゃという食生活のことや避けなければならないこと、妊娠する前にしておいたほうがいいこと、など情報満載。これからパパになりたい人も必見です!読んで、パートナーと共有してください♪
    
脂肪分は必要?   
最近は低脂肪が良いとか、なるべく脂肪分は摂らないほうが良いというような話をよく耳にしますよね。私も、本ブログで何回かに分けて、トランス脂肪酸という悪い油の害についてお話し、摂らないほうが良いと言っててきました。ならば、脂肪は、摂らなければ摂らないだけ良いのでしょうか?

いいえ、私たちには脂肪分が必要です。脂肪にはとても大切な役割があります。

脂肪の種類に飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸などがありますが、その中に、自分の体で造り出すことができない脂肪酸もあり、それを必須脂肪酸と呼びます。必須脂肪酸は私たちの体の細胞膜やホルモンをつくる原料であり、そのため体のほとんど全ての機能に関係していて、体にとっては不可欠なものです。また、これらの油は私たちの体で生成できないので、食事から摂らなくてはならないのです。

必須脂肪酸には「オメガ−6」と呼ばれている形の脂肪酸と、「オメガ−3」と呼ばれる脂肪酸があります。オメガ−6(リノール酸)は、植物油に多く入っています。オメガ−3は、青魚(鮭、イワシ、サンマ等)、緑色野菜、海草、寒い地方でとれる豆類(大豆、小豆、白花豆)等に入っています。

必須脂肪酸を摂る際、そのバランスが大切です。オメガ−3を高率に含んだ油はほとんど無いため、油を多用する食生活では、必然的にオメガ3とオメガ6のバランスが崩れています。現代の食生活の中では、オメガ−6の脂肪酸は十分(過剰)に摂っていますが、オメガ−3の脂肪酸は不足しがちなのです。

必須脂肪酸の不足で起こる症状は、皮膚症状、頭痛、疲れやすさ、体力不足、頭の働きの変調、すぐに炎症や出血が起き関節がむくむことなどです。

また、不妊、流産、腎臓のトラブルの原因の一つになることもあります。これから妊娠を迎える私たちにとって、そして妊婦さんにとってオメガ−3は、とても重要な栄養素です。

オメガ−3の脂肪酸は、妊娠中の胎児や生後二年までの子どもの脳が完全に発達するために不可欠な脂肪酸です。オメガ−3の必須脂肪酸とそれから造られるドコサヘキサエン酸(DHA)は、子どもの発育のためにきわめて重要で、母体や乳児にこれが不足すると、子どもの神経組織や免疫機能は完全に発達できず、それが生涯を通じての情緒および学習能力、免疫機能のトラブルとして残ってしまう可能性が高いのです。妊娠中、あるいは新生児から乳幼児のころのオメガ−3不足の影響が、後の食事改善やオメガ−3の補強によってたとえ取り返せるものとしても、そんなことをしなくてもいいように、今から摂っておいたほうが良いですね。ママの血液中にオメガ−3の脂肪酸が十分にある胎児の成長は良好だそうです。

また、オメガ−3とオメガ−6の脂肪酸が不足すると、母乳が十分に造られないこともあります。母乳には赤ちゃんが必要とする必須脂肪酸やそのほかの栄養素がぎっしり詰まっているのですが、もし、それらの栄養素が母乳になければ、赤ちゃんにあげることができなくなってしまうんです。

オメガ−3は、青魚(鮭、イワシ、サンマ等)、緑色野菜、海藻、寒い地方でとれる豆類(大豆、小豆、白花豆)、シソの実、亜麻仁油などに多く含まれています。

次回、おススメのオメガ−3摂取法をお話します♪


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参考資料
Jフィネガン著『危険な油が病気を起こしている』


              
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