今日はガクッと気温が下がり、なんかお風呂にでも入りたいな〜なんて思ってしまうようなお天気です。お風呂といえば、「今日はどの湯にしようかな〜」なんて言って、数ある入浴剤の中から一つ選ぶのが楽しみだったころもありました。みなさんはどうでしょうか。
入浴剤の入れ物に「効能:疲労回復、肩のこり、しっしん、あせも、にきび、神経痛、リウマチ、ひび、あかぎれ、しもやけ、腰痛、冷え症、痔、荒れ性、うちみ」なんて書いてあったら、飛びついてしまいますよね、特に疲れた日には。
でも、飛びつく前に、今一度、その入浴剤の成分を確認してみてください。
その入浴剤は何からできていますか?
たとえば、私が今、見ている入浴剤の包装には
「主成分:乾燥硫酸ナトリウム(無水芒硝)、炭酸水素ナトリウム(重曹)
指定成分:プロピレングリコール、黄色4号、青色1号、香料」と書いてあります。
お気づきになりましたか?そうです。なんと、この入浴剤には、有害化学物質のタール色素(黄色〜号、青色〜号)が入っていますね。プロピレングリコールという保湿剤も入っています。プロピレングリコールは、角質層から化学物質を運ぶ役割をするので、この入浴剤を使った場合、タール色素が体内に入りやすくなってしまうのです。角質層から吸収されたタール色素などの有害化学物質はそのまま皮下組織に蓄積するか、少しずつ血管やリンパ管などをとおして、体の各器官に運ばれます。一方、香料は、入浴中吸引によって粘膜から吸収、蓄積されます。
お風呂に入ると、もちろん、体が温かくなりますよね。体の温度が高くなると、角質層が柔らかくなります。柔らかくなるということは、化学物質を体内に取り込みやすい状態になるということです。また、入浴中はほぼ全身が湯船につかっている状態が多いので、体全体が化学物質を吸収しやすい状態にあるのではないでしょうか。
たしかに、入浴剤を使うと、疲れがとれるのでしょう。
でも、世の中で販売されている入浴剤の中には、体内に有害化学物質を取り込む可能性があるものもあります。
「入浴剤」と言っても、いろいろな種類のものがあるので、お使いになる場合は、安全なものを選んでみてはどうでしょうか。お母さんの体内に蓄積した有害化学物質は胎盤をとおして、胎児に渡ってしまう可能性があるので気をつけたいですね。